Inner Lights
Vedic Astrology

古くから伝わる智慧を、
今を生きる私たちの日常へ
静かに
自分を知る時間
Vedic Astrology
JYOTISH
光に由来する、その名前
インドで古くから受け継がれてきた星の智慧は、
Jyotish(ジョーティシュ)と呼ばれています。
未来をすべて知るためではなく、今いる場所を、少し見えやすくするために。
自分のこと。今という時間のこと。
人生の中で、繰り返し出会うこと。
星の光を借りながら、
自分の人生をもう少し深く見つめてみる。
それが、Jyotishへの入り口です。
星を読むと、人生が立体的になる
ひとつの星だけでは、何も語れない。
星と星が出会い、
それぞれの場所に意味が生まれ、
そこに時間が重なっていく。
同じ星でも、組み合わせが変われば、
まったく違う物語になる。
ひとつわかると、
その先に、またひとつ知りたいことが現れる。
Jyotishは、知るほどに世界が広がっていく。
GRAHA
私たちの中で働く、異なる力
行動したい気持ち。愛したい気持ち。学びたい気持ち。変化を求める気持ち。
遠い空にある惑星は、同時に私たちの内側にある力を映す鏡でもあります。
Graha(惑星)は、人生の中で働くさまざまな力と、その表れ方をみせてくれます。
LAGNA
(Ascendant)
世界を見る、私だけの場所
同じ景色を見ても、見えている世界は人によって違う。
Lagnaは、生まれた瞬間に開いた、自分と世界をつなぐ最初の窓。
そこから、人生という景色が始まります。
NAKSHATRA
(Inner Nature)
心が、自然に向かう場所
理由を説明できなくても、なぜか惹かれるものがある。
まだ名前のついていない感情や気配を、そっとすくい上げてくれる。
Nakshatraは、月が映し出す心の深い層に、静かな光をあてます。
YOGA
(Life Dynamics)
一つでは見えないもの
ここでいうYogaは、身体を動かすヨガとは少し違う。
惑星と惑星。惑星とハウス。
それぞれの力が出会い、結びつくと、
そこに新しい意味が生まれます。
Jyotishでは、そのつながりから
一つひとつを見ただけではわからない
人生のパターンを読み解きます。
RAHU & KETU
(Ambition & Enough)
惹かれるもの 離れていくもの
強く惹かれ、まだ知らないものへ向かうことがある。一方で、自分の意思とは関係なく、何かとのつながりが失われることもある。
しがみつくのか、離れるのか。その間にも、人生は動いている。
RahuとKetuは、ひとつの軸の上で起こる、
執着と切り離し、そして変化の方向に光をあてます。
DHARMA
(Your Path)
自分の道は、どこにあるのだろう
誰かと同じ道を歩く必要はない。
持って生まれたもの。
人生の中で育てたもの。
過去の経験も、今の願いも、
すべてが一つの流れの中で育っている。
その重なる場所に、
自分だけの道が静かに現れる。
MOKSHA
手放したあとに、残るもの
(Letting Go)
もっと持つこと。もっと成し遂げること。
それだけが、人生を豊かにするとは限らない。
余分なものが静かにほどけたとき、
ずっとそこにあった大切なものが
見えてきます。
Nakshatras
27の星宿、27の心の風景
月がめぐっていく27の場所。
それぞれに、異なる象徴と物語があります。
同じ月でも、宿る場所が違えば、
心の風景も少しずつ違って見えます。
01 ASHWINI|アシュヴィニ
Aries 0°00′–13°20′
思い立ったら、まず動く人。新しいことへの反応が速く、停滞よりも前進を選ぶ。
02 BHARANI|バラニ
Aries 13°20′–26°40′
簡単には投げ出さない人。重さを引き受け、最後まで抱えていく強さがある。
03 KRITTIKA|クリッティカ
Aries 26°40′–Taurus 10°00′
曖昧なままにしておけない人。鋭く見分け、必要なものと不要なものを切り分ける。
04 ROHINI|ロヒニ
Taurus 10°00′–23°20′
好きなものを、時間をかけて育てる人。美しさや心地よさに敏感で、豊かさを形にしていく。
05 MRIGASHIRA|ムリガシラ
Taurus 23°20′–Gemini 6°40′
いつも「その先」を探している人。好奇心が強く、答えを得ても、また新しい問いを見つける。
06 ARDRA|アルドラ
Gemini 6°40′–20°00′
物事のきれいな面だけでは満足しない人。混乱や矛盾の中にも入り込み、真実を知ろうとする。
07 PUNARVASU|プナルヴァス
Gemini 20°00′–Cancer 3°20′
何度でも立て直せる人。遠くへ行っても、自分にとって大切な場所へ戻る感覚を失わない。
08 PUSHYA|プシャ
Cancer 3°20′–16°40′
人や物事を育てることのできる人。必要なものを与え、成長するための環境を整える。
09 ASHLESHA|アシュレシャ
Cancer 16°40′–30°00′
表面だけでは人を見ない人。言葉にならない気配や感情を察し、相手の奥深くまで入り込んでいく。
10 MAGHA|マガ
Leo 0°00′–13°20′
自分がどこから来たのかを大切にする人。受け継いだものに誇りを持ち、自分の立つ場所を確かなものにする。
11 PURVA PHALGUNI|プルヴァ・パルグニ
Leo 13°20′–26°40′
人生を楽しむことを知っている人。愛、美しさ、創造する喜びに自然と心が向かう。
12 UTTARA PHALGUNI|ウッタラ・パルグニ
Leo 26°40′–Virgo 10°00′
関わると決めたら、きちんと関わる人。人との結びつきを一時の感情で終わらせず、長く育てていく。
13 HASTA|ハスタ
Virgo 10°00′–23°20′
自分の手で物事を動かしたい人。考えるだけで終わらせず、工夫しながら現実の形へ変えていく。
14 CHITRA|チトラ
Virgo 23°20′–Libra 6°40′
ありふれたままでは満足しない人。自分なりの美しさや完成形を思い描き、それを目に見える形にしようとする。
15 SWATI|スヴァティ
Libra 6°40′–20°00′
自分のやり方を自分で見つけたい人。人と関わりながらも、自由に動ける余白を必要とする。
16 VISHAKHA|ヴィシャカ
Libra 20°00′–Scorpio 3°20′
目標を見つけると、そこへ力を集中する人。簡単には気をそらさず、結果が見えるところまで進もうとする。
17 ANURADHA|アヌラダ
Scorpio 3°20′–16°40′
人との絆を深く育てる人。違いがあっても共通するものを見つけ、信頼できる関係を築いていく。
18 JYESHTHA|ジェシュタ
Scorpio 16°40′–30°00′
簡単には人に頼らない人。困難な場面ほど自分を奮い立たせ、責任を引き受けようとする。
19 MULA|ムラ
Sagittarius 0°00′–13°20′
表面的な説明では納得できない人。「なぜ?」を繰り返し、物事の根にあるものまで確かめようとする。
20 PURVA ASHADHA|プルヴァ・アシャダ
Sagittarius 13°20′–26°40′
自分が信じるものに熱を注ぐ人。簡単には可能性をあきらめず、自分の考えを前へ押し出していく。
21 UTTARA ASHADHA|ウッタラ・アシャダ
Sagittarius 26°40′–Capricorn 10°00′
時間がかかっても、確かなものを築こうとする人。一時の成功より、長く残る結果を大切にする。
22 SHRAVANA|シュラヴァナ
Capricorn 10°00′–23°20′
まず、よく聞く人。人の言葉や経験から学び、集めた知識を自分の道を進むための知恵に変えていく。
23 DHANISHTHA|ダニシュタ
Capricorn 23°20′–Aquarius 6°40′
周囲の流れを感じながら、自分のタイミングで動く人。人と力を合わせることで、大きなことを動かしていく。
24 SHATABHISHA|シャタビシャ
Aquarius 6°40′–20°00′
ひとりで考える時間を必要とする人。常識から少し距離を置き、自分自身で答えを確かめようとする。
25 PURVA BHADRAPADA|プルヴァ・バドラパダ
Aquarius 20°00′–Pisces 3°20′
中途半端な答えでは満足しない人。ひとつの思想や問いを深く追い、物事を極端なところまで考えてみる。
26 UTTARA BHADRAPADA|ウッタラ・バドラパダ
Pisces 3°20′–16°40′
表には見せなくても、深いところで物事を受け止める人。急いで答えを出さず、時間をかけて理解を成熟させていく。
27 REVATI|レヴァティ
Pisces 16°40′–30°00′
人や物事が次の場所へ進むのを助ける人。終わりを見届け、必要なものを整えて、次の旅へ送り出す。
Yuga
わたしたちは、大きな時代の中を生きている
インドの思想には、
人の一生をはるかに超える、大きな時間の捉え方があります。
そのひとつが、Yuga(ユガ)。
世界にも周期があり、明るく調和した時代もあれば、
混乱や矛盾が増えていく時代もあると考えます。
私たちが生きているとされる Kali Yuga は、
物事が複雑になり、何が真実なのかを見分けることさえ
簡単ではない時代です。
けれど、難しい時代だからこそ、
何を信じ、どう生きるのかを自分自身に問い直す場面も多くなります。
困難な時代は、成長する機会の少ない時代ではありません。
むしろ、そこでしか育たないものがあります。
Purushartha
生きる目的は、ひとつではない
インドの思想では、
人生には四つの大切な目的があると考えます。
Dharma — 自分の役割や、生きる道
Artha — 暮らしを支える豊かさや基盤
Kama — 愛すること、望むこと、人生を味わうこと
Moksha — 執着から自由になり、手放していくこと
精神的なことだけが大切なのでも、
成功や豊かさだけを求めればよいのでもありません。
働くこと。愛すること。何かを築くこと。
そして、いつか手放していくこと。
一見すると違う方向を向いているものも、
すべて人生の一部として捉えます。
人生の豊かさは、ひとつの目的だけでは測れない。